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diary

メジャー選手の存在感

  WBC日本代表の宮崎合宿は無事に終わりました。たくさんの印象に残る出来事がありましたが、あえて一つ挙げるならメジャーでプレーしている選手たちですね。
 イチロー選手は別格として、私はこの合宿で野手を多く見ていたので、接することが多かった城島健司選手、福留孝介選手、岩村明憲選手のことを取り上げたいと思います。以前も書きましたが、彼らメジャー選手と日本でプレーする選手の間に、溝が生まれることを心配していましたが、まったく必要なかったですね。
 彼らは若い選手には積極的にコミュニケーションを取っていました。近寄りがたさをなくし、自分たちから壁をつくらないようにしているようでした。メジャーではたくさんの苦労を味わってきたと思います。海外でプレーするということは、生活面を含め、より孤独な戦いでもあったでしょう。そんな経験をしてきたからこそ、また同じ日本人と野球ができること、そしてそれが日本を代表する選手たちであることを、本当にやり甲斐に感じているようでした。
 彼らは下位で打線を支えています。日本でプレーしていた時はそれぞれが強烈な個性を放っていましたが、日本代表ではつなぐことに徹しています。アメリカでの経験が人間性に厚みを持たせたんだろうなと。そしてこれから勝ち進んでいくにつれ、彼らの存在感が益々頼もしくなってくると思っています。

diary2009/03/01

日の丸の重み

 宮崎でWBC合宿が始まりました。ユニホームを着ること自体、1年以上遠ざかっていました。その上、今まで背負ったことがない日の丸です。
 合宿前日から興奮してなかなか眠れませんでした。当日は午前6時には起きて、チームの宿にしているホテルの周辺を走ってきました。そのあとは身を清めるという意味でも風呂にもつかりました。これは西武の監督時代にも行っていた、私にとっては儀式のようなものです。
 ホテルから出発前に、ユニホームに袖を通した瞬間、思わず身震いしてしまいました。久しぶりにユニホームを着たからというより、日の丸に対する重みを感じたからです。そしてグラウンドで選手たちに会うと、また違った気持ちがわいてきました。それは日本を代表する選手たちとともに、一つの目標に向かっていけるという喜びでした。
 初日だけでほとんどの選手と、短いですが、会話を交わせました。各選手からはかなりの自覚を持って、この大会に照準を合わせてきたことが分かりました。詰め掛けたお客さんやマスコミの方の多さにも期待の大きさが感じられました。そんな日の丸の重みを感じつつ、でも、その重みにはつぶされないよう、これまでの野球人生で目指してきた頂点だけを見据えて、手助けしていきたいと思っています。

diary2009/02/20

必勝アイテム

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 いよいよWBCの合宿が宮崎でスタートします。そこに臨む私に、息子の野

 

球部の父兄の皆さまから、WBC必勝の願いを込めて、写真のような下着を

 

頂きました。とても心強いアイテムを頂き、嬉かったし、改めて頑張ってこよ

 

うという気になりました。この上にユニホームを着ると、赤なので透ける心配

 

はありますが(苦笑)、実際に試合で履いて臨んできたいなと思っています。

 

では、頑張ってきます!

 

diary2009/02/15

沖縄と宮崎

 毎日のように違うキャンプ地を巡ってきました。WBCコーチとして、そして評論家として。沖縄も本島だけでなく、久米島、宮古島、石垣島と離島にも行ってきました。ちょっぴり移動疲れも感じています。

 現在のプロ野球の1軍キャンプは沖縄と宮崎に二極分化しています。私は西武時代に沖縄とは縁はありませんでしたが、今の時期に両県に行くと改めて気候の差を感じます。宮崎だって東京と比べると暖かいのですが、沖縄のそれとは雲泥の差があります。
 今年は特に天気がいいようで、沖縄はどこも真夏のような日差しでした。選手はみんな半袖で、顔は真っ黒に焼けていました。こうなると選手の調整は宮崎よりはかどり、故障者にもやりやすい環境でしょう。そんな所で1カ月も過ごすのですから、キャンプ終了時点で宮崎のチームと仕上がりに差が出ても不思議ではありません。
 問題はキャンプ後でしょうか。オープン戦はどの球場でもそうですし、シーズンに入っても日本ハムや楽天の本拠地球場は開幕直後はまだ寒さ残っています。沖縄の方がキャンプ地を離れてからの寒暖の差が大きい分、選手の調整やパフォーマンスに悪影響を与える可能性が高いと思っています。
 その一方でWBCのことを考えると、やはり沖縄の方がいいに決まっていますね。体が温まっているまま本大会に入れるし、アメリカでの試合もサンディエゴ、ロサンゼルスといった温暖な地ばかりです。最近、キャンプ地が沖縄に集中する傾向にありますが、WBCコーチとしては歓迎している、というところでしょうか。

diary2009/02/13

キャンプ視察

 キャンプの視察が始まりました。昨年は評論家としてでしたが、今年はWBC日本代表コーチとして回っています。当然、日本代表候補選手の動き、それも投手に絞ってみています。  ある程度、予想はしていましたが、投手の仕上がりが例年より圧倒的に早いですね。初日から当然のように捕手を座らせて全球種を投げています。WBCを見据え、このオフ、自覚を持って過ごしてきたなというのが第一印象でした。
 彼らのそんな姿は所属しているチームに思わぬ効果をもたらしていることにも気付きました。候補選手につられるように、ほかの投手の仕上がりも総じて早いですね。開幕は4月だというのに、キャンプインした時点で第1クールでやらないといけないことが既にやり終えられている観があります。
 候補選手に不安材料を挙げるとするなら、やはり大会公式球への対応です。各投手とも滑るボールに苦心していました。曲がり球が抜けるという声が多く、例えば山口鉄也投手(巨人)も抜け球が目立っていましたね。
 その一方で和田毅、杉内俊哉両投手らソフトバンク勢はうまく対応している印象を受けた。岸孝之投手(西武)も球の違いを気にしているようではなかったですね。そして、山口投手ら現状は苦しんでいる投手にしてみても、大会本番から逆算すると、十分に対応できる範囲の誤差だと思っています。

diary2009/02/07

メジャーからの出戻り

 先日、井口資仁選手のロッテ入団が決まったニュースを見ました。また1人、メジャーリーグでプレーしていた日本人選手が日本の球界に復帰することになりましたね。
 かつて日本ハムでプレーしていた新庄剛選手、昨季は西武の石井一久投手と元メジャーの肩書が付く選手がチームの優勝に貢献した例はあります。が、成功例ばかりではありません。大抵の選手は絶頂期に米国へ行って、力が衰えてメジャーで思うような契約を結べなくなって日本に戻ってきます。新庄選手、石井一投手だって、力だけを見るならメジャーに行く前より落ちていましたから。
 それでも、日本の球団は彼らに破格の条件を提示しています。選手補強だけを考えると、同じ金額を使うなら、もっと有効に使えばいいのにと思ったことも何度もあります。
 でも、この傾向は続くでしょう。それは日本の球団がメジャー経験がある選手に、実力以外の付加価値を見いだしているからにほかなりません。メジャー帰りの選手の言動を見ると、日本にいた時よりファンサービスへの意識が高くなっています。そして海外で孤軍奮闘してきたからでしょうか、チームの勝利というものへの意識も強くなっています。
 井口選手のプレースタイルがメジャーに行って変わるとは思えません。個人成績以外に、メジャーで経験してきたことをどれだけチームに還元しているかを評価の観点に加えると、その補強の成否も正確に判断できるのではなでしょうか。井口選手も球団にそんな一面を期待されているようですから、そこにも注目していきたいと思っています。

diary2009/01/30

自主トレの季節

 自主トレーニングもキャンプインが迫ってきて仕上げの時期に入ってきましたね。私はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)代表の総合コーチという立場上、どうしても候補選手たちの仕上がり具合に目がいってしまいますが、その他の選手たちもそれぞれの方法でキャンプに備えていることと思います。
 自分の現役時代の自主トレを振り返ると、合同でやってはいても野球選手だけで練習することがほとんどでした。しかし、最近では他競技の選手との合同トレーニングがごく普通のことになっています。
 ゴルファーとの練習は昔からよくあったのですが、今、野球選手が好んで組むのは格闘技系の選手でしょうか。格闘技と野球とは接点がないように見えるますが、彼らと一緒に練習を積むことは参考になることが少なくないかもしれません。
 特に個人競技の選手は練習からかなり自分を追い込んでいきます。それが格闘技なら、より一層、映像として目に焼き付くでしょう。たとえ野球に相通じる動きがなかったとしても、その姿を間近で見れば刺激になります。自分の甘さに気付かされることもあると思っています。これから嫌でも野球漬けの毎日になるのですから、いいリフレッシュにもなるでしょう。
 ちなみに私が現役に戻れるとしたら、女子選手と一緒に練習してみたいですね。男子以上に妥協を許さない選手も多いそうです。例えば、北京オリンピックで金メダルを獲得したソフトボール日本代表の練習量も相当なものだったと聞きました。野球とよく似た競技で、世界の頂点に立っています。話を聞くだけでも得られることが多いと思います。どこかでWBCの選手たちと交流できればいいなとも考えています。

diary2009/01/23

鬼が笑う話?

 来年のことを言うと鬼が笑うとされていますが、世界的な景気悪化を見ると、私は今から今年のオフのことが気掛かりでなりません。

 去年は金融危機が起き、あのトヨタ自動車でも赤字になる見通しということです。テレビや新聞を見ても、景気の悪い話ばかりです。それなのに球界にはそこまで劇的な変化は感じられません。契約更改交渉では相変わらず、私たちの現役時代などには考えられなかった大きな額が提示されています。巨人、中日からフリーエージェント宣言した上原浩治投手、川上憲伸投手も年は越しましたが、きっちり所属先が決まりました。不気味に思えるほど、球界は不景気の影響を受けていないように見えます。
 ただ、このまま終わるはずがないとも思っています。ファンに支えられている球界がこの事態に無関係ではいられないでしょう。このオフに出なくても、次のオフには必ず影響が出てくるのではないでしょうか。高額年俸選手は成績次第で厳しく評価されるでしょうし、球団は経営を維持するためにポスティングシステムの活用を多用するかもしれないな、などと今から不安は尽きませんね。
 そんなことを考えていると、改めてWBCが重要だということになってきます。こんな時だからこそ、何としてもこの大会で日本の野球の存在感を示し、その価値を高めないといけません。それが日本の野球を盛り上げ、縮小しそうになる規模をキープするとも思っています。目先のこと一つ取っても、大会の開催時期はペナントレースの開幕直前ということで、そこでの成績はシーズン序盤の観客動員に直結する可能性が高いと思います。是非、日本代表選手は日の丸だけではなく、このオフの自分たちの仲間の生活も背負っているという決意で臨んでほしいですね。

diary2009/01/15

平成立石病院コンペ

 200901110817001.jpg             

今日はゴルフに行ってきました。

 

日ごろお世話になっている平成立石病院さんのコンペでした。

 

その時の一こまが左の写真です。

 

今日もちょっと寒かったですが、お天気は良く、絶好のゴルフ日和でしたね。

 

ただし、スコアの方は快晴とはいかず…。

 

まあ、それでも、十分に楽しめました! 

 

明日は3連休最後の日の方も多いのではないかと思います。

 

                皆さんも良い休日を!

 

diary2009/01/11

新年を迎え

 皆様、新年、明けましておめでとうございます。今年もこのホームページともどもよろしくお願いします。

 さて2009年です。今年はユニホームを脱いだばかりの2008年とは違う心持ちで新年を迎えました。それは何と言っても日本代表のコーチとして参加するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開催される年だからでしょう。
 選手、監督時代とユニホームを着続けてきたので、昨年は解説者という新たな仕事に新鮮さはあったのですが、やはり物足りなさもありました。それが今回は高校時代にもなかった日の丸のユニホームを着ることになりました。袖を通す日が今から待ち遠しいですね。
 ただ、本番が近づくにつれて、不安の方が大きくなってくると思っています。特にアジア予選は通過することが義務付けられています。台湾、中国も楽な相手ではなく、北京五輪金メダルの韓国という高い壁がありますが、3月いっぱいまでアメリカでユニホームを着ている状態にすることは当然だと思っています。
 日本は北京五輪でメダルを逃しました。その一因として首脳陣が取り上げられ、紆余曲折を経て臨むWBCですので、球界にとっても大きな意味を持つでしょう。好成績は球界の発展につながり、逆に惨敗なら衰退を招くことだってある。そのぐらいの覚悟でいます。
 WBC日本代表の集合日は2月中旬です。私はこれまでそうしてきたようにユニホームは左腕、左足と左側から着ていることでしょうが、その時には球界の未来が懸かっている勝負の場に向かっていくということを、自分自身に言い聞かせようと思っています。

diary2009/01/08

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