野球できる幸せ
私と親交が深い2004年アテネ五輪銀メダリスト、競輪の伏見俊昭選手は福島県出身です。地震が起きた時、本人は東京にいましたが、家族を心配し、すぐに福島に帰っていきました。
仙台にもお世話になっている人が何人かいます。ニュースを見ると、球界の関係者にも被災者は少なくないようです。陳腐な表現になりますが、胸が痛むとしか言いようがないです。
阪神大震災の時には球界にもわれわれが一生懸命、野球に取り組み、楽しませることで少しでも被災者を勇気付けようという雰囲気がありました。しかし、今回はそういう次元ではありません。復興の光は見えず、誰もが終わりの見えない不安に襲われています。
当たり前に感じていた野球をプレーし、観戦し、そして語れる状態がいかに幸せなことだったのか。あらためて痛感させられるばかりです。今は一刻も早く、野球で被災者を勇気付けようと言える状態になることを、心から祈っています。
diary2011/03/21




