工藤投手の西武復帰
工藤投手とは私も西武時代にバッテリーを組んだことがあります。彼が20歳代だった当時を振り返ると、今の姿が納得できる取り組みをしていました。今でこそダルビッシュ投手ら一流選手が当たり前のように行っているサプリメントの摂取や、科学的なトレーニングはそのころはまだ、一般的ではなかったです。が、工藤投手はこれらをいち早く取り入れていました。新しい試みをする旺盛な好奇心も持ち合わせていたと思います。
もともと体が強かったのも大きいでしょう。完投するときに130、140球を投げるのはざらで、終盤になってもスピードが落ちなかったです。肩、ひじの関節が柔らかく、故障に強かったです。さらにフォームは肩やひじに負担がかかるようなものではなく、理にかなっていましたからね。
西武には涌井秀章投手、岸孝之投手と若手に有望な人材が多いです。工藤からまだ学ぶことがあるでしょうし、注目のルーキー菊池雄星投手にとって工藤投手は同じ左腕で、まさに生きた教科書になることでしょう。
西武はリリーフ陣が弱いだけに、戦力としても貴重です。場合によっては今年、チームが苦しんだ抑えでの起用もあるかもしれません。
パ・リーグ復帰は久しぶりです。かつてのような球威はないですが、投球術は超一流です。若く、生きのいい投手が多いリーグで、ひと味違った熟練の投球を期待したいと思っています。
diary2009/12/14




