伊東勤 TSUTOMU ITOH Official Website

DIARY

トレーニングと選手寿命

 楽天の田中将大投手7月4日に右太もも裏を痛めて出場選手登録から外れました。練習中のけがだそうで、ひと昔前なら考えられない故障の仕方だと思いました。
 今年はほかにも中村剛也選手、岸孝之投手(西武)、松本哲也選手(巨人)ら主力に故障が続出しています。昨年までとけが人の“総量”は大きく変わっていないのかもしれませんが、中心選手だけにその多さが目立ってしまいます。
 私は一因として、基礎体力の強化がおろそかになっていることがあると思っています。特に若い選手はトレーニング法やサプリメントの知識ばかりを追求し、例えば走ることなど基本的な練習が減っているように感じます。「野球の筋肉は野球でしか鍛えられない」などとされてきた言葉など、通じないようです。
 さらに体に異常を感じたらすぐに申告し、持ち場を離れることもしばしばです。昔は弊害もあったが、ポジションを奪われまいと致命的な故障でない限りは隠すのが常でした。今は故障を未然に防ごうとしている半面、結果的に故障に弱い体になっているようにも思います。
 球界では近年、多くの40歳代の選手が活躍しています。しかし、彼らはいずれも若いときに徹底して基礎体力の強化に努め、その貯金が今に生きています。幹ではなく、枝葉を鍛えているように見える今の選手たちは彼らに続けるのでしょうか。今以上に選手寿命が延びているかについて、私は少し懐疑的に見ています。

diary2010/08/14

伊東勤 TSUTOMU ITOH SPONSORS

平成立石病院 TAKAO 株式会社シビルウェブ 有限会社タイガーコーポレーション
Go Go Price