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DIARY

マエケン急成長

 4月21日に阪神―広島(甲子園)で今季初めて前田健太投手を見ました。こんなに成長しているのかと驚きましたね。前田投手に近い世代はパ・リーグに好投手が片寄っています。セ・リーグにも待望の本格派右腕が台頭してきたなという印象を受けました。
 直球の球速は昨季より5キロほどアップし、特にスライダーの切れ味が抜群でした。昨季までもいいカーブを放るなとは思っていましたが、今はこの2球種だけで十分です。この日の阪神打線にも八回一死満塁のピンチをスライダー攻めで城島選手、ブラゼル選手を連続三振に仕留める圧巻の場面もありました。
 スライダー以外には、何と言っても間がいいです。捕手から球を受け取るとすぐに投球動作に入っていました。ロージンバッグをこね過ぎることもありません。味方が守りやすいのはもちろん、相手打者に構え遅れさせていました。本当に気持ち良く見ていられる投手です。
 昨年は中盤まで好投しながら、終盤に息切れして大量失点することもありました。今はそんなひ弱さは消え、たくましくなっています。終盤に球威が増すようになっています。広島はお世辞にも打線がいいとは言えず、1点も与えられない中で投げているだけに、前田投手の成長は一層促進されることでしょう。
 ダルビッシュ投手(日本ハム)や岩隈投手、田中投手(楽天)涌井投手(西武)などは終盤に生きた球を投げてきます。前田投手も球界を代表する投手の領域に足を踏み入れつつあると思います。

diary2010/06/06

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