長野効果
巨人のキャンプで注目していたのは長野久義選手でした。ドラフトで2度も指名されながらもいずれも入団拒否を経ての巨人入りで、どれほどの選手かとちょっぴり意地悪な気持ちでも受け止めていたからです。
実際見てみると、紅白戦で好結果を出してきたように、非常に実戦向きの選手だと思いました。足の速さはチームトップの鈴木選手の次と聞きました。強肩で、送球もコンパクト。伊原ヘッドコーチは「(攻守の)総合力で使える選手」と話していました。
またメンタル面もいいものを持っているのでしょう。私が思っている以上に、ほかの選手たちは入団拒否したことに対して厳しい目を持っていたと思います。今のところ、その重圧を感じさせないのは精神面が強い証しです。プロ入りが遅れ、1年目から結果を求めていく強い気持ちが、その裏にあるのかもしれませんね。
それにしても、巨人の外野の定位置争いは激烈になりました。ラミレス選手は不動だろうが、亀井選手、松本選手、谷選手、高橋選手…。亀井選手と松本選手は1年を通しての実績を残したのが昨季だけで、高橋選手は故障で昨季の実績がありません。長野の加入が各選手の尻に火を付けていますね。
先発投手陣からは高橋投手(現メッツ)が抜けましたが、投打で見ると長野選手という上積みがチーム力を落とさないでいるように見えます。さらに、シーズンが進めば外野手争いに敗れた選手が先発投手獲得のためのトレード要員になるかもしれないな、などと考えつつ「長野効果」の大きさに思いをはせました。
diary2010/03/23




