松井選手のMVP
今週でワールドシリーズの話題も最後になります。締めは、あの選手のことしかないですよね。
皆さんもご存じのように、ヤンキースの松井秀喜外野手がMVPに輝きました。長いシーズンに好不調の波はあります。好調を維持するだけでも難しいのですが、松井選手は世界最高峰の舞台にピークを持ってきました。まさかそれが日本人選手だったとは…。私も現地でもうこんな場面に出会えることは2度とないだろうなと思って見ていました。
始まりは初戦のヒットだったと思います。これで松井選手は気分的に楽になったと思います。2戦目にはフィリーズのマルティネス投手のカーブを安打にし、さらに難しいひざ元のカーブをスタンドに運んでいます。優勝を決めた第6戦でもマルティネスから本塁打を放ちました。この時、マルティネスは狙ったところにいかない状態に陥っていました。明らかに苦手意識が見えました。それほどこのシリーズでの松井選手にはオーラがありましたね。
その背景には何より気力の充実があったと思います。ヤンキースのユニホームを着ては最後になるかもしれない世界一のチャンスを逃したくないという気持ちが、ほかの誰よりも伝わってきたからです。
一方でシリーズ前に私のインタビューを受けてくれたときは非常にリラックスしていました。そもそもインタビューを受けられること自体に余裕があるなと感じましたね。シリーズに懸ける意気込みは絶妙なバランスで保たれていたと思います。
松井選手の巨人時代の最終年は日本一で締めくくっています。今回も当時と同様に去就が注目される中での活躍で、当時と重なるものがありました。松井選手はやはり、こういう節目の年は強いなと思いました。
diary2009/12/07




