伊東勤 TSUTOMU ITOH Official Website

DIARY

中日のキーマン

 中日のキーマンは、やはり谷繁捕手だなと思う試合がありました。7月5日の巨人戦(ナゴヤドーム)でのことでした。中日は1点リードのまま終盤に入りました。七回は河原投手がマウンドへ。八、九回は浅尾、岩瀬両投手が控えるだけに、私は巨人の1番坂本内野手から始まるこの回がポイントだと思って見ていました。

 バッテリーは坂本内野手ら2者を仕留め、最も手ごわい3番の小笠原内野手を迎えました。とにかく本塁打だけは避けないといけないところです。谷繁捕手は細心の注意を払って外角への配球に徹していました。外に逃げていくシュート、その軌道から落ちるフォークボール…。並の捕手なら1球ぐらい内角を見せ球にしたいところでしょうが、そんな色気はみじんも見せませんでした。自信を持って外の出し入れで勝負しているように見えました。
 捕手の自信は河原投手にも伝わったのでしょう。谷繁捕手の配球を信頼し切って腕を振っているようでした。制球に乱れはなく、最後は外へのフォークで空振り三振を奪いました。バッテリーの信頼関係が可能にしたような打ち取り方でしたね。結局、中日は1点差で逃げ切るのですが、この場面で勝負ありにも見えました。
 私の記憶では、この試合で中日の投手が谷繁捕手のサインに首を振った場面は一度もありませんでした。河原投手だけではなく、ほかの投手をも信頼させる存在感があるということでしょう。谷繁捕手が故障で離脱したシーズン序盤に中日が苦しみ、復帰とともに調子を上げてきたという事実もうなずけます。中日は前半戦を8連勝で終えましたが、巨人を追う1番手のチームがこの勢いを持続できるかは、谷繁捕手の存在に懸かっている部分が大きいと思っています。

diary2009/07/23

伊東勤 TSUTOMU ITOH SPONSORS

平成立石病院 TAKAO 株式会社シビルウェブ 有限会社タイガーコーポレーション
Go Go Price