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1500勝の価値

 楽天の野村克也監督が監督通算1500勝に到達しました。私は西武での4年間の監督生活で287勝を挙げましたが、1500とうのがどれほどとてつもない数字であることかはよく分かります。
 野村監督は阪神、楽天ではBクラスばかりでした。Aクラスはヤクルト時代まで遡ります。それでも監督就任を請われるのですから、勝敗では計り知れない監督としての「商品価値」があるのだと思っています。
 野村監督と言えば、解雇になった選手をよみがえらせる「再生工場」が代名詞です。野村監督自身がテスト生からのプロ入りでした。彼らを自分の野球人生に置き換え、何とかして救ってあげたいという思いが反映されているように見えます。しかし、それも不況で予算が限られているこの時世には、今後も経営者側から求められる手腕かもしれないなとも思います。
 コーチの育成にも定評があります。一度その薫陶を受けると、他球団にも必要とされる存在になれるといいます。同様にスカウトやスコアラーの眼力にも厳しく、野村監督の要求に応えようとするスタッフは確実にプロとしてのスキルを身に付けています。
 御年は73歳。自分がその年までユニホームを着て指揮を執っている姿は全く想像できません。またその執着もないと思っています。私も受けた経験があるのですが、その毒舌には賛否両論あるかもしれませんが、間違いなく球界の宝だと思っています。

diary2009/05/08

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