祭と祭りのあと
昨年秋にコーチに就任し、短い間でしたが、濃密な時間を過ごさせて頂きました。あれから1週間以上経ちましたが、今日は決勝での思い出を振り返ってみたいと思います。
ダルビッシュ投手が韓国の最後の打者から三振を奪うと、私はまずベンチでトレーナーら裏方さんと喜びを分かち合っていました。今大会で、彼らの頑張りには頭が下がる思いだったからです。陰の殊勲者と言ってもいいと思っています。彼らは入りづらい思いがあったかもしれませんが、是非、我々が喜ぶ輪の中に入ってほしかったのです。
次は原監督を探しました。選手やコーチ、周囲には見せることはなかったですが、我々コーチ陣とは比べものにならない重圧と闘っていたと思います。一刻も早く選手のもとに連れていきたかったのです。ただ、私も興奮していたのでしょう。最初は間違って山田投手コーチの手をつかんでしまっていましたね(苦笑)。
その後のシャンパンファイトは初体験でした。酒が飲めない私には、ビールより酔いが回った気がしました。よく冷やされていたので、泡立ちが悪く(西武の黄金時代の初期はそうだったのですが、要領が分かってきたその後はあまり冷やさないようにして泡立ちをよくしていました)、何と言ってもかかると寒かったです。このご時世を配慮したのでしょうが、量もそう多くはなく、最後はシャンパンを冷やしていた氷の投げ合いをみんなでしていましたが、それもまた新鮮で楽しかったですね。
これで多くのメンバーが所属球団に戻り、私は再び、ネット裏に回ることになります。この1カ月余り、ユニホームを着て勝負することの醍醐味を再確認してきました。今はプレッシャーや緊張感から解放されたのですが、祭りの後の寂しさのようなものも少し感じていますね。
diary2009/04/04




