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DIARY

賞の権威

 先週、恒例のプロ野球のコンベンションが行われました。各種タイトルやベストナインに輝いた選手らが表彰を受けていました。パ・リーグの最優秀選手(MVP)は岩隈(楽天)でしたね。確かに21勝は素晴らしい成績ですが、優勝チームから選ぶのが「暗黙の了解」だと思っていたので、この選出には驚きもありました。

 皆さんご存じのようにMVPやベストナインは記者の投票で決まります。マスコミの後ろにはファンがいて、記者の印象度はそのまま世間に与えたインパクトだと考えると、選出の手順は理にかなっていると思います。今回の岩隈の受賞についても20勝ではなく21勝という点が評価されたと解釈すれば、その授賞も十分にうなずけます。
 一方で疑問を感じる表彰があります。それはゴールデングラブ賞です。私はこの賞に関しては、純粋に守備の名手が選ばれるべきだと思っていますが、ベストナイン的な感覚で票を投じる傾向が見受けられます。守備の良しあしを見分けるのは難しいのでしょう。特にピッチャーは守備機会が少なく、どうしても投球そのものの評価に引きずられてしまう。われわれプロ経験者からみると、毎年のように首をかしげる人選があります。
 ベストナインとは明確に区別するためにも、メジャーリーグに倣って各チーム監督、コーチといった玄人が人選に携わるのも手ではないでしょうか。表彰はマスコミや記者、ファンだけではなく、現場の関係者も含めて誰もが納得できるものであってほしいものですね。それが賞の権威を高めることにつながると思っています。

diary2008/11/27

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