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DIARY

ワールドシリーズ

 ワールドシリーズ解説の仕事を終えて日本に帰ってきました。メジャーの試合を生で見るのが初めてで、ただでさえ新鮮だったのですが、結末が史上初の雨天によるサスペンデッドゲームを経てのフィリーズの世界一で終わったりと、驚かされることが多かったですね。

 プレーで一番印象に残ったのは打球の速さですね。どの打者もバットのヘッドスピードが日本人に比べると数段速かったです。本塁打はあっという間にスタンドに届いていました。バットに当たった直後にはショートゴロ、セカンドゴロに見える当たりもスピンが利いているために、野手のグラブの先をかすめて抜けていっていました。岩村明憲選手が何でもないように見えるゴロを捕り切れずにエラーと判定される守備がありましたが、あれも打球の速さゆえに起こったように見えましたね。
 先発投手は2ストライクを取っても3球勝負にいっていました。背景には球数制限があると思います。日本だと2ストライクを取っても、3ボールまで使えると考え、慎重に攻めがちです。でも、メジャーでそれでは無駄に球数を費やしてしまいます。当然、遊び球の概念はありません。常に3球勝負でした。それでも、よく抑えていましたね。試合時間の短縮にもなるし、もっと日本でも広がっていい考え方だと感じました。
 日米の野球を比較すると、ほかにも多くの相違点がありました。誰もが感じることかもしれませんが、球場全体から野球が文化として根付いていることは確かに言えますね。

diary2008/11/01

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