清原
清原和博選手がユニホームを脱ぎました。一部のマスコミには「番長」などと呼ばれ、こわもてで鳴らしてきた選手ですが、私には全く逆のイメージがありますね。
ドラフトで意中の巨人に指名されずに涙したのは有名な話です。そして日本シリーズでその巨人を倒す直前に涙したのを西武時代にともにプレーした私は見ています。今季も復帰してから何度か涙を流す姿を見ました。私にはこれら繊細な清原の方が印象に残っています。
まだ清原が若手だったころの話です。高知・春野でのキャンプ中に大勢の選手たちで焼き肉屋に行ったことがありました。座敷には煙が充満して、においが付くため、みんな服を脱いでいました。そこで清原はそれらを一枚一枚丁寧にたたんでいたのです。「僕はこういうの結構、好きなんですよ」とか言っていました。先輩たちに気を使っていたのでしょうが、きちょうめんなところがあるんだなと感心した思い出があります。
また、ある年のオフ。台湾で行われた郭泰源(元西武投手)の結婚式に一緒に出席した時のことです。清原は律義に年長者たちの席を回り、酒をついでいましたね。
もちろん時には近寄りがたい雰囲気はありました。ただ、それは一流のアスリートが集中する時には誰もがまとっているものでした。番長という粗野なイメージではなく、私には繊細な男でしたね。
diary2008/10/08




